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第5回ベルギー王国ビール探訪記(8)
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Trollekelder
さて、有名なカフェDe Dulle Grietの前まで来たが、この店は最後にしようということで、聖ヤコブ教会の方へ歩いていく。この近くには以前訪れたことがあるビカフェTROLLEKELDERがある。ここは我々のお気に入りなので、再び訪れたいと思っていたが、残念ながら休みであった。
PréludeBGMが流れていないが、適度な会話で賑わう店で、入って左側の方に席を決める。
それぞれが、メニューからこれぞというビールを注文する。60種類あれば、結構飲んだことの無いビールはいくつかあるものである。
AUGUSTIJNは、明るいブロンドで、味わいはアビイのトリプル。8%ありスパイシーだが、まろやかスムーズに飲める。★★★。ベルギーに来たのだからレア物を試したいところ。WESTVLETEREN BLONDも以前ほど幻ではなくなったが、飲めるときに飲んでおきたいビール。苦味とコクがよい★★★。 JAN VAN GENT。ヤン・ヴァン・ゲンという鳥が実際この地方に生息し、ゲントの象徴的鳥らしい。アルコール度数5.5%でやや弱い。さわやかなエールである。★★☆。POPERINGS HOMMEL BIERは、ホップ味。やや甘味も感じる。体調で味わいが異なるのかな★★☆。このときは、酸っぱいものの方が好感。FELIX SPECIAL OUDENAARDS、さわやかな酸味がいい★★★☆。質の高いブラウン・エールが日本にも輸入されて欲しい。GENTSE TRIPELは、いい。ゲントにあるホップデュヴェルというビア・カフェのオリジナル・レシピによるビール。ご当地ビール。スパイシーで複雑感があってコクよし。★★★☆。本当は、この日ホップデュヴェルに行ければよかったが、場所がちょっと離れているので、それは無理。1997年第2回ベルギー探訪時の与力の「ホップデュヴェル腹不調事件」を思い出す。
De Dulle Griet デ・デュレ・グリート回りを見ると壁いっぱいにビールの看板や垂れ幕など取り付けられていたり、古い瓶が飾ってあったり、人形が天井から吊るしてあったりと、見ていて飽きない。ビアカフェの雰囲気に飲み込まれる。
靴がカゴに入れられ天井にぶら下がる。変わりにサンダルを貸してくれる。トイレに行く時は、このサンダルを履いていくのである。1.2リットルのグラスはみんなで協力して飲み干そう。普通はグラスをスタンドからはずしていただくのだろうが、この巨大グラスはちょっと怖い。スタンドごと持ってビールを飲む。このMAXの飲み方が誤って伝えられ、パウエル・クワックの小さなスタンドのグラスですら、木のスタンドから外さないで飲むのが正しいとの誤解を招いたのかもしれない。 デ・デュリ・グリートは、有名なMAXを飲むというショー的要素もあって、観光用のビア・カフェになっている。ビールを注文してもお願いしないとビール瓶を手元まで持ってきてくれない。1本目のビールを飲み終わっても、注文を取りにきてくれないなどビア・カフェとしてのサービスに劣る。有名店だが名店ではない。 外は、もう真っ暗。我々は店を出て、再びメトロに乗り、ゲントGent-StPieters駅に向かう。ファン・ダイクの「神秘の子羊」は今回も見る機会が無かった。
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