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第2回ベルギー王国ビール探訪記(9)
ビア・カフェ探訪(4)/〈ナミュールのビア・カフェ〉
レ・ザルチザン・ブラッスール LES ARTSANS
BRASSEURS
レブルイサンL'EBLOUISSANT
ブリュッセルから電車で1時間で、ワロニア地区のナミュール駅に着く。ナミュールはフランス語(ワロン語)圏の都市である。街はフランドルの都市とは異なり、何となくおしゃれな感じである。街を歩くと、デュ・ボック醸造所BRASSERIE DU BOCQのゴロワーズLAGAULOISEの看板をかかげたカフェが非常に目につき、ナミュールで勢力があるビールであることが解る。ナミュールに近い
PURNODEの町に醸造所があり、醸造所見学も出来るらしい。この都市の近くには他にアベイ・ビールでお馴染みのマレッツ修道院やフローレフ修道院があるが、どちらの修道院も修道院でもビール醸造をしていないのは言うまでもない。修道院の見学は可能とのことである。
駅を出てすぐ目の前にレ・ザルチザン・ブラッスール LES ARTSANS
BRASSEURSという地ビールを醸造しているブルーパブがあって、食事とビールを楽しむことが出来る。伝統的フランドルのカフェやアールヌーボーのカフェとは全く異なる明るい店である。カフェは少なくないがビール通に名カフェとされるカフェはこの街には少ないようだ。その中で我々が店を訪れようとしたカフェが、レブルイサンL'EBLOUISSANTである。ビールは80種類ですごく多いというわけではないが、その品揃えのほとんどがワロニアのビールというから驚きである。駅を右手に
800mほど行った所に店があるが、夕方訪れた時にはまだ開店していなかった。もっと遅い時間から営業するようだ。店の中がすべて見えるようなガラス張りになっているので店内がよく見えるが、前衛的絵画が何枚か壁に張られた明るい雰囲気の店のようだ。
【データ】L'EBLOUISSANT (27 Rue Armee Grouchy,NAMUR) 081 22 69.28
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